選んだ理由
イーサン・ホーク好きには避けては通れない映画だとは思っていたが、1時間30分のSF。しかもタイムトラベル物…腰が重くてなかなか見る機会を設けられない。
そんな時、2時間弱のスキマ時間が合い、SFを一緒に見てくれる友だちがいたので当映画を選択。
以後ネタバレやでぇ
(顔面火傷、手術、顔が変わって一言)
「おふくろが見ても気付かないなっ!」
すべてのシーンが伏線。そして後に全回収。
そして、不都合なところはタイムトラベルでの記憶障害でなんとかしちゃう華麗なる大技!すごい映画やでぇ。
感想
観賞後、過去に見た映画や手法を思い出すことが出来た。
叙述トリック的な手法が邦画「イニシエーション・ラブ」を
風が吹いたら桶屋が儲かる的なところは「バタフライ・エフェクト」
未来を変えるための過去転換点を見極める難しさは「TENET」
後の変化をいかに大きなものにできるかは「インセプション」が描いていたと思い出して嬉しくなった。
感想の背景
この1本見るだけで表現手法やトリック、それを使った小説や映画を数本思い出せるぜ、お得だぜ!
この映画を見て思い出すまで全然頭の中に留められていなかったことを思い出した。最初にその小説や映画を勧めてくれた友だちのこと、見た時の気持ちも思い出した。
何故思い出したのか、なぜなら、映画を見終わったら映画を忘れてしまうからなんだな。寂しいな、忘れちゃうの。インスタントコンテンツ、映画。この映画「プリディスティネーション」でタイムトラベル後多くのことを忘れて、また時間をなぞるように同じことしちゃう自分。つら
その背景で心動いた理由
見ては忘れ、忘れては思い出し、ついには何度も同じ映画を見ては割り引かれた感情をなぞる。
ジョン「わたしは、過去を変えられるか」
時空警察(イーサン)「我々は、変えることが出来る」
後悔をそのままにしていたくなくて、成長を感じたくて、ぼくは今、ブログを書き始め書き続けている…
もしかしてぼくはイーサン・ホークなのでは?
心動いて至った考え
よりよい未来を希望し、自分の手で変えようと今を工夫する。
しよう、そうしよう。
今を工夫し、未来を厚くしよう。
見た前と見た後の印象や自分の変化
なにか変えよう。
なにかじゃダメだ。もっと具体的に、小さいことから。
走り始めたら惰性でも続く。
まずは語彙を増やそう。
メモを文章にしよう。
総括し、実行へ至る考え
ワンピースもハンターハンターも伏線投下して読者に参加させてから回収するストーリーが一つの魅力だ。
この映画「プリディスティネーション」もそうだった。
すべてが伏線、シーンが変わるごとに予想するという形で映画に参加した。
映画に参加するという素晴らしい観賞後感。これは邦画「鳩の撃退法」でも感じた気持ちよさ。ぼくはミステリーへの映画参加率高い気がする。
ぼくもコミュニケーションの中で、伏線と回収で人を誑かしてみたいな。うふふ。
伏線回収って
悪ぶってモテて、足洗って学校復学した元ヤンが社会で褒められるのに似てるな?
「えらいやつってのは、始めからワルなんかにならねえの!」
By 両津勘吉
端書(鑑賞中のメモ)
- プロット→
- すべてが伏線、この世界のルールである!「おふくろが見ても気づかないな!」
- プリ、そしてディスティネーション。運命の時、その一時前に
- 1975年
- 光の使い方上手、画が美しい
- 1945年 と、バーで過去の話をしだす
- ジェーンの過去を聞く
- 賢く優秀な人が夢に破れ家政婦をして日銭を稼ぐ
- 宇宙飛行士は悪事を行うためのスカウト事業、だと?
- 医者に教えてもらいフタナリだと知る、知ったときには女性機を摘出されていた
- 転換点は1963年
- 身の上話していたら、させた本人が不思議の国のアリスのウサギちゃん
- タイムスリップ後ストーリーが加速する
- 自分自身の子を身籠ったのか
- 1970年に転換が
- 1983年、
- タイムトラベルのリスクで辻褄を合わせる大技
- 自然な叙述トリックで観賞後感気持ちイイー